ドグマチールの効能と効果

ドグマチールの特徴

 

本来は胃潰瘍や十二指腸潰瘍だということもユニークですが、高用量の服用で向精神作用があります。逆に言えば、少量ではあまり効果がないということで、1日最大1200mgを必要とする人もいるわけです。

 

1日1200mgを必要とするのは統合失調症の重い人の場合で、うつ病では150~300mg程度が使われているようです。

 

こうした抗精神病薬としては副作用が比較的軽いとされているのも特徴で、そのためか、同種同効のジェネリック品として、トーピリド、スカノーゼン、クールスパン、ケイチール、スタマクリット、スペサニール、スプロチン、マーゲノール、ニチマール、ヨウマチール、ベタマックT、シーグル、スルピリド錠、スルピリド細粒、ピリカップルなど、非常に多種類の薬が各社から発売されています。

 

実際、評判のいい薬ほど、ジェネリック品も多く出回るという傾向があるので、ドグマチールの評判はかなり高いと考えられます。

 

但し、使用にあたっては事前の医師の診断が必要なのは言うまでもないことで、持病やアレルギーのある人や、他の薬と相互作用を起こしやすい性質があるので、別の薬を既に飲んでいる場合は、必ず医師にその旨を伝えるようにしてください。

 

又、副作用についてですが、本人のみならず、家族も含めて事前に医師から説明をしっかり受けておく方がいいでしょう。