ドグマチールの効能と効果

ドグマチールの副作用

 

ドグマチールは副作用が比較的少ない薬ではありますが、それでも一般市販薬ではありませんから、服用する量によっては副作用が少なからず存在するので、それを説明しておきます。

 

副作用はもちろん高用量の服用の場合の方が可能性は高くなるわけですが、まずはプロラクチン値の上昇です。これは一般的に眠気をきたすことなのですが、夕方以降に服用すると、今度は逆に不眠を引き起こす可能性があります。

 

これでは生活に支障をきたすこともあるので、服用すべき時間帯については医師の指示に各人で従うことが重要です。

 

その他では、吐き気、口の渇き、便秘、空腹感などが主に出てくる副作用となります。又、もとが胃の薬ということで、その効能によって、食欲が増進し、体重が増加してしまったという事例も多く見られます。

 

男性の場合には、性欲減退や射精の困難化を生じる場合や、乳頭痛、乳汁の分泌の発現もあります。

 

女性では生理不順や乳汁の分泌などのホルモン異常が顕れる場合があり、更にはドグマチールが母乳内で検出されることもあるので、服用中の授乳は避けた方が賢明です。

 

他には、震えやこわ張り、そわそわ感などの錐体外路症状(薬剤性パーキンソン症候群)や、長期間の服用では、口周辺の異常運動や舌が震える遅発性ジスキネジアの可能性もあります。こんな事にならないように、服用については、必ず用量を守るようにしてください。